トヨタ自動車が30日発表した4月の生産・販売台数実績(トヨタ・レクサスブランド)によると、輸出台数は前年同月比21%増の17万6552台だった。主力の北米や中国、欧州向けなどが伸びた。高級車ブランド「レクサス」や多目的スポーツ車(SUV)の輸出増加がけん引した。
北米向けは28%増の7万4千台だった。今年に入り小型SUV「C―HR」の輸出を始めた効果などが出た。アジア向けも好調で、特に中国では21%増加。レクサスを中心に輸出が拡大した。ハイブリッド車(HV)の需要が増えており、欧州も2割超の伸びだった。