富山県立大、210人分の個人情報漏洩 学生や聴講生など
富山県立大は30日、学生や聴講生210人分の個人情報が外部に漏洩したと発表した。教職員がフィッシングメールによりユーザーIDとパスワードを盗まれ、個人情報を含むメールが外部に不正に転送された。
県立大によると、16日と23日にクラウドサービスを語ったフィッシングメールが届き、講師と事務職員の計5人がIDとパスワードを入力。うち3人のアカウントから受信メールが転送されていることが28日にわかった。
漏洩が確認されたのは、転送されたメール計275通に記載された個人情報。聴講生21人の住所、氏名、電話番号、メールアドレスと学生189人分の学籍番号、氏名が含まれていた。このほかにも漏洩した可能性があり、調査している。
県立大は個人情報が漏洩した関係者に経緯を報告して謝罪する。30日までに被害や悪用されたとの連絡はないという。
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