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2017年FinTech投資額は過去最高、アクセンチュア調査

日経クロステック

アクセンチュアは2018年5月29日、金融とITを融合させるサービスFinTech(フィンテック)に関する最新の調査結果を発表した。17年のFinTech分野におけるベンチャー企業への投資額は前年比18%増の274億ドルで過去最高を更新した。15年以降、3年連続で200億ドルを上回った。アクセンチュアの中野将志執行役員金融サービス本部統括本部長は「FinTechは投資対象としての地位が確立された」と話す。

アクセンチュアの中野将志執行役員金融サービス本部統括本部長

17年の投資額の実績を国別に見ると、米国は前年比31%増の113億ドルだった。英国は前年と比べて約4倍の34億ドル、インドは同5倍程度の24億ドルで、FinTech市場の拡大をけん引した。一方、16年に投資額が100億ドルを超えた中国は、超大型案件が落ち着いた影響もあり、前年比72%減の28億ドルだった。

投資案件数は16年の約1800件から約2700件に拡大した。事業分野別にみると、グローバルな傾向として決済や融資分野が増えたほか、米国や英国といったFinTech先進国を中心に預金や保険分野も拡大した。

日本の存在感は小さい。17年のGDP(国内総生産)に占めるFinTech投資額の比率は、米国や英国、インドの30分の1程度にとどまっている。1年間の総投資額は1億500万ドル、投資件数は24件だった。

国内のFinTechを取り巻く動向としては、17年にマネーフォワードが上場、18年にLINEが野村証券と組んでFinTech領域に150億円を投じることを発表済みだ。本調査は米調査会社のCBインサイツが提供するデータをアクセンチュアが分析した。

(日経 xTECH/日経コンピュータ 増田圭祐)

[日経 xTECH 2018年5月29日掲載]

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