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「孤食」週の半分超、15%に上昇 食育白書

(更新)

政府は29日、2017年度版の食育白書を閣議決定した。全ての食事を1人で取る日が週の半分を超える人は15.3%を占め、比率が上昇したとの調査結果を紹介。単身・少人数世帯が増え、こうした「孤食」が進む可能性があり、地域や職場などで食事を共にする機会づくりが重要だと指摘した。

誰かと食べる頻度が高いほど栄養バランスが良いといい、高齢の単身世帯の増加などに備え、地域の食事会といった活動を推進するよう促した。

調査は17年11~12月、20歳以上を対象に実施。1日の食事全てを1人で済ます頻度を聞いたところ、「週4~5日」が4.3%、「ほとんど毎日」は11.0%だった。この質問を初めて設けた11年の調査からは比率の合計は約5ポイント上昇した。

1人で食事を食べることについて感想を複数回答で尋ねたところ「時間や場所が合わない」が35.5%で最も高く、「一緒に食べる人がいない」が31.1%、「都合がいいため気にならない」も27.3%あった。

また食事を共にする頻度が高いと、主食・主菜・副菜をそろえて取る頻度も高くなった。生活習慣病の予防・改善のため、果物を食べるなど食生活に気を付ける人は孤食が少ないといった傾向も出た。

無料や低価格で食事を出し、各地に広まっている「子ども食堂」へのアンケートも示した。意識していること(複数回答)に「主食・主菜・副菜をそろえる」「旬の食材の使用」を挙げた食堂がともに7割を超え、食育面の効果を評価した。

各地の食育に関する事例として「信州こども食堂ネットワーク」(長野)などを取り上げた。〔共同〕

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