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沢藤電機、アンモニアから水素製造 高出力化にメド

沢藤電機は28日、岐阜大学と共同開発している水素製造装置の高出力化実験に成功したと発表した。プラズマを用い、アンモニアから純度99.999%の水素を1時間あたり150ノルマルリットル(NL、ノルマルはセ氏0度で1気圧時の体積)製造した。2020年までの商品化を目指し、燃料電池自動車が利用する水素ステーションなどへの応用をはかる。

共同開発した装置は、アンモニアにプラズマ電源から電圧をかけ、水素と窒素に分解する。さらに水素を分離する特殊な膜に通すことで、高純度の水素を外部に取り出せるという。今春までに試作機を製造していた。

高出力化にメドが付いたことで、今後は水素製造量を1時間あたり500NLまで増やす目標だ。この水素を燃料電池に供給すると、1時間あたり1キロワットの電力を得られるという。出力が高まれば、従来の水電解式の水素製造装置に比べ、必要電力は6分の1程度に抑えられるという。

温暖化の進行を防ぐため水素が燃料の燃料電池が注目されているが、水素の貯蔵や運搬には圧縮や冷却が必要になる。水素より手軽に扱えるアンモニアを使うことで、必要な場所で必要な量の高純度の水素をつくれるようになるという。

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