えちごトキめき鉄道、18年3月期は最終赤字5億円
第三セクターのえちごトキめき鉄道(新潟県上越市)が発表した2018年3月期決算は、最終損益が5億8400万円の赤字(前の期は6億9200万円の赤字)だった。大雨や大雪による運休が増え旅客収入が減少したが、前の期に特別損失が膨らんだ反動で、赤字幅は縮小した。
売上高にあたる営業収益は9%減の41億円。悪天候で運休が増え、定期券以外の旅客収入が5%減った。リゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」の利用者は28%増の6057人だった。
営業損益は6億7600万円の赤字(前の期は5億1200万円の赤字)だった。19年3月期は営業収益が7%減の38億円、7億1300万円の最終赤字を見込む。