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万引きをAIで防ぐ NTT東など、不審な行動検知

NTT東日本は28日、アースアイズ(東京・中央)と提携し、6月下旬から人工知能(AI)を活用した万引き防止サービスを開始すると発表した。店舗に設置したカメラ映像をAIが解析し、不審な行動をする来店者を検知し、犯行を未然に防ぐ。両社は3年間で1万店舗への導入を目指す。

販売する「AIガードマン」は、店舗に設置するネットワーク対応のAI内蔵カメラや、不審者を検知するパターンファイルをAI内蔵カメラに送信したりカメラで撮影した映像を保存したりするクラウドサービスなどで構成する。

AI内蔵カメラが、店舗内できょろきょろしたり、急に立ち止まったりする不審な来店者を自動検知する。自動検知した情報を店舗の従業員のスマートフォン(スマホ)に通知し、従業員が不審な行動を取る来店者に声がけすることで万引きを未然に防ぐ仕組みだ。

AI内蔵カメラや不審者検知の仕組みはアースアイズが開発した。「小売業では売上高の1%近くが、万引きなど商品ロスであることが珍しくない」とアースアイズの山内三郎代表は指摘する。

同社の技術を使って2000坪規模のホームセンターで実証実験をしたところ、導入前に半年で約890万円の万引きや帳簿ミスなどの商品ロスがあったのが、導入後の半年では約600万円の商品ロスに抑えられたという。

アースアイズはNTT東日本と組むことで販売網を拡大する。NTT東日本は、先端技術を持つアースアイズと提携することで、同社のネットワークサービスに付加価値を加える狙いがある。

価格はAI内蔵カメラの初期費用が税別23万8000円。クラウドサービスの利用料がAI内蔵カメラ1台当たり月額4000円。録画した動画を保存するためのストレージ利用料は10ギガ(ギガは10億)バイトまでの場合、月額500円など。(堀越功)

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