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銭湯跡でアートひと浴び 甲府市でイベント

チョン・ホイ・イさん(マカオ)の木版画「高砂湯の富士さん」を背に銭湯の思い出を語る福岡二三子さん(26日、甲府市)

閉店した天然温泉の銭湯「高砂湯」(甲府市)で26日、内外のアーティストによるイベント「Tip-Tip,Plop-Plop 湯気が天井から」展が開かれた。テーマは水とコミュニケーション。山梨に住んで作品を作る外国人を支援するAIRY(アーティスト・イン・レジデンス山梨)が主催した。

高砂湯の開業は1924年。経営する福岡二三子さん(96)が高齢になって、大正時代から93年続いた銭湯は2017年秋に幕を下ろした。AIRY代表の坂本泉さん(62)は、銭湯は地域の人が集まる場であったことからイベントを企画した。「ここは何十年もみんなを癒やしてきた場所。どんな作品も受け入れてくれる力がある」と話す。

マリ・マキオさん(フィンランド)の「ウォーター・トークス」。水の絵をたたくとフィンランド語の擬音語が流れる(26日、甲府市)

フィンランドのマリ・マキオさんの「ウォーター・トークス」は、水の絵をスティックでたたくと、イメージに合った様々な水の擬音語がフィンランド語で流れる作品だ。

友人と見に来た甲府市の和光良子さん(31)は「銭湯も芸術イベントもまったく違う文化の人が楽しめるのが素晴らしい」と話す。

イベントは27日も開かれる(午前11時~午後6時)。料金はかつての入浴料と同じで大人(12歳以上)400円。

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