2018年6月23日(土)

四国電力管内、太陽光比率80%に 出力制御が迫る

科学&新技術
BP速報
2018/5/25 18:00
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 四国電力は、太陽光発電の普及拡大によって2018年5月5日正午から午後1時の太陽光発電の最大出力が177万kWを記録し、電力需要に占める割合が80%に達したと5月21日に発表した。

四国エリアにおける太陽光発電の導入状況(出所:四国電力)

四国エリアにおける太陽光発電の導入状況(出所:四国電力)

 四国エリアにおける太陽光発電の導入状況は、12年7月に固定価格買取制度(FIT)が施行されて以降、急速に増加した。18年4月の接続済み太陽光発電量が229万kWと、接続可能量(30日等出力制限枠)の257万kWに近づきつつある。また、契約申し込み済みは82万kWで、合算すると311万kWに達する。

 また、5月5日正午から午後1時のエリア需要は221万kW。火力発電所の出力を抑制(出力98万kW)したほか、揚水発電所の揚水運転および連系線の活用(合計79万kWを使用)によって朝と夕方の電力を補うことで需給バランスを維持し、電力の安定供給を確保した。

18年5月5日の需給バランスイメージ(出所:四国電力)

18年5月5日の需給バランスイメージ(出所:四国電力)

 四国電力は、すでに16年12月に、太陽光の急増によって再エネに対する出力制御指令の発動が迫っていることを喚起している。

 また、九州電力も、今春に電力需要に占める太陽光の出力が一時的に8割に達したことを公表し、出力制御の可能性が高まっていることを公表している。

(日経BP総研クリーンテックラボ 金子憲治、ライター 工藤宗介)

[日経 xTECH 2018年5月24日掲載]

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