2018年9月19日(水)

財政赤字の将来負担を考える(6) 増税後の経済状況が左右
野口旭 専修大学教授

やさしい経済学
コラム(経済・政治)
2018/5/28 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

 財政赤字になれば、経済が不完全雇用の状態であっても(完全雇用時ほどではないにしても)、多少の金利上昇や対外債務増加は避けられないでしょう。その意味では、ラーナー流の将来負担否定論は相当に分が悪くなります。しかし、それは必ずしも「世代間公正のためには赤字国債発行よりも増税が望ましい」ことを意味しません。

 ラーナーの推論の最も重要な含意は、「将来世代にとって重要なのは、将来に十分な消費可能性が、すな…

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