北海道銀、支店で「昼休み」導入

2018/5/24 22:00
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北海道銀行は24日、北海道内の約1割の支店で昼休みを導入すると発表した。7月2日以降の平日午後0時半から1時半までの1時間、窓口業務を休業する。店舗運営を効率化し、営業時間内の顧客対応を充実させる。対象支店は行員が4~7人で、昼間の窓口利用者は5人程度にとどまる。昼休みの影響は少ないと判断した。

7月2日から道内14支店で窓口営業時間を見直す(札幌市内の店舗)

道銀は道内で130支店を運営する。このうち芦別支店(芦別市)や長沼支店(長沼町)、木古内支店(木古内町)、月形支店(月形町)など14支店が昼休みを導入する予定となっている。

道銀は顧客への影響は限定的とみている。道銀が支店の伝票を集計したところ、1日の利用分のうち約5割が午前9~10時に集中した一方、今回昼休みを導入する時間帯だと10%弱だった。

対象の支店では「昼休みに窓口に来るのは5人程度」(道銀)。いずれも過疎化が進んでいる地域で、行員の採用も難しい状況にある。各店では従来から業務内容の見直しなどに取り組んできた。

2016年9月の銀行法改正で、営業時間の弾力的な運用が可能になった。営業時間の見直しは全国的な動きで、全国地方銀行協会(東京・千代田)によると、23日までに協会会員のうち13行・49店舗が昼休みの導入を発表した。群馬銀行ほくほくフィナンシャルグループ傘下の北陸銀行が既に導入済みだ。

道内の金融機関では北見信用金庫や大地みらい信用金庫が取り入れている。道銀は「昼休みにこだわらず、各地域の顧客に合わせて営業時間の見直しを広げていく」(佐藤友秀上席調査役)という。

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