2018年6月18日(月)

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「イニエスタ効果」に期待 神戸でも歓迎の声広がる

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関西
2018/5/25 6:00
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 サッカーJ1ヴィッセル神戸にスペイン代表、イニエスタ選手の入団が決まり、地元・神戸でも歓迎の声が上がった。「世界屈指の中盤」としてスペイン代表をワールドカップ(W杯)優勝に導いた実績を持つ同選手を一目見ようと駆け付けるサッカーファンが増えるなど「イニエスタ効果」への期待が膨らむ。

ヴィッセル神戸への加入を発表するサッカースペイン代表のイニエスタ選手(24日午後、東京都港区)

 官民で神戸の集客力を高めるDMO(観光地経営組織)、神戸観光局の市辺裕喜部長は「欧米では『神戸』の知名度はまだまだ低い。世界屈指の選手獲得は、世界のファンを街に呼び込むチャンス」と喜ぶ。神戸観光局などは2019年秋開催のラグビーW杯をはじめとするスポーツイベントや試合と連携して、周辺地域への集客を増やす構想をしており、ヴィッセルへの大物選手入団は追い風となる。

 神戸市のインバウンド(訪日外国人)は17年に約134万人と大阪市や京都市に後れをとる。久元喜造・神戸市長は24日、イニエスタ選手加入について「大変喜ばしい。心から歓迎する」とコメントを発表。一層の観光客誘致への期待をにじませた。

 スポンサー企業も期待を寄せる。洋菓子店「アンリ・シャルパンティエ」を手掛けるシュゼット・ホールディングス(兵庫県西宮市)は20日、ノエビアスタジアム神戸で石屋製菓(札幌市)との共同開発商品を販売し、1000個を完売した。今後は試合会場での自社商品の紹介も検討していく考えだ。

 アシックスはユニホームも提供している。イニエスタ選手のレプリカユニホームの発売時期や販売枚数などは調整中だが「過去にない売り上げが期待できる」。国内外から注目を集めるため、ロゴマークなどの露出効果も見込める。

 18年シーズンからスポンサーになった山陽電気鉄道の中野隆専務は「すごいこと」と話す。17年に元ドイツ代表のポドルスキ選手がヴィッセル神戸に加入すると、試合日は姫路市などから神戸方面の乗客が増えた。イニエスタ選手の加入で「スタジアムを訪ねる人がもっと増えてほしい」。

 関西以外からの誘客効果を期待するのが旅行業界。JTBは「日本だけでなく海外からもファンが来訪すれば、関西観光の活気がいっそう増す」とみる。神戸空港などを運営する関西エアポートの担当者も「試合観戦のため神戸空港や関西国際空港の利用者が増えるのでは」と予想する。

 駐車場シェアサービスのakippa(アキッパ、大阪市)はホームスタジアム周辺に提携駐車場を持つ。金谷元気社長は「Jリーグ史上最大の補強」と評価。より多くの観客がスタジアムを訪れやすくなるよう、駐車場の増設を目指す。

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