中之島未来医療拠点、19年度上半期に運営機構設立

2018/5/24 21:51
保存
共有
印刷
その他

大阪府・市と関西経済界が整備に取り組む「中之島未来医療国際拠点」の運営母体の設立準備組織が24日発足した。大阪大学の澤芳樹教授の研究成果を生かしてiPS細胞を使った「心筋シート」を開発するクオリプス(東京・中央)など15組織が参加した。初会合で2018年度末に全体の方向性をとりまとめ、19年度上期に運営組織を設立することを決めた。

準備組織は拠点運営管理や研究活動支援、サプライチェーンシステムなど課題ごとに8つの分科会を設けて協議する。運営組織「未来医療推進機構(仮称)」はまず一般財団法人として設立することも決まった。

準備組織にはクオリプスのほか、iPS細胞や脂肪幹細胞、臍(さい)帯血の細胞を使った再生医療に取り組む企業が参加した。細胞培養やクリーンルーム、細胞搬送など、実用化に必要な関連技術を持つ企業も入った。

会合後に澤教授は「これまで医療と産業界がそれぞれに進めてきた研究開発を一体的に取り組む場になる。準備組織への参加者をさらに広げていきたい」と話した。

未来医療国際拠点構想は21年度を目標に中之島4丁目地区の市有地に、再生医療を核にしてゲノム(遺伝子情報)医療や人工知能(AI)を活用する最先端医療のビジネス拠点を整備する。メディカル棟と研究開発棟の2施設を建設し、病院や細胞培養センター、関連企業、産学連携ラボなどを備える。

日経電子版が最長2月末まで無料!
初割は1/24締切!無料期間中の解約OK!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]