2019年3月20日(水)

日本遺産13件を新たに認定 「鬼が仏になった里」など

2018/5/24 12:15
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文化庁は24日、有形無形の文化財をテーマごとにまとめて地域の魅力を発信する「日本遺産」に、新たに13道県の13件を認定した。鬼が幸せを運んでくるという伝承を生かした「鬼が仏になった里『くにさき』」(大分県国東市、豊後高田市)や、箱根の旧東海道を中心とした「旅人たちの足跡残る悠久の石畳道」(静岡県三島市、神奈川県箱根町など)などが選ばれた。

奇岩霊窟「鬼城」(写真上、大分県豊後高田市)と、周辺地域に残る鬼の面=文化庁提供

2015年に始まった日本遺産は43道府県で計67件となった。文化庁は20年度までに100件程度に増やす方針。認定した自治体には情報発信や調査研究などの費用として3年間で計約7千万円を支払う。

文化庁は「日本遺産が必ずしも地域活性につながっていない」とし、今回は地域活性化計画がしっかり作られているかを重視した。

大分県国東市などは、鬼の面や鬼がいるといわれる洞穴、鬼と酒を飲み踊る伝統行事「修正鬼会」などを盛り込んだストーリーをまとめた。地元の大学生らとともにツアーを企画するといった活性化策が評価された。

ほかに江戸時代に始まった「大谷石」の採掘の歴史と巨大な地下の採石場跡地などを組み合わせた「地下迷宮の秘密を探る旅」(宇都宮市)や、鬼退治の伝承に関係する史跡などで構成する「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」(岡山市など)などが選ばれた。

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