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高値の英国株に漂う先行き不透明感(海外投信事情)

2018/5/28 12:00
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2018年の英国株は第2四半期(4~6月期)に入って騰勢を強めている。代表的な株価指数であるFTSE100種総合株価指数は4月に6.4%上昇すると、5月は約4カ月ぶりに最高値を更新した。ただ、指数への寄与度が高い一部の銘柄が押し上げた面が否めないとあって、先行きには不透明感が漂っている。

■けん引役は石油関連株

英国株のけん引役は石油関連株だ。石油メジャーのBPやロイヤル・ダッチ・シェルは4月の上昇率が1割を超えた。米国によるイランへの経済制裁再開に伴う先行きの供給不安などを背景に、国際指標である北海ブレント原油先物が3年半ぶりに1バレル80ドル台に乗せるなど原油価格が上昇し、石油株に波及した格好だ。

実体経済は株高とは裏腹に減速感が出始めている。英IHSマークイットが公表した4月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.9と、1年5カ月ぶりの低水準を記録した。原油価格の上昇についても、「足元の上昇と今後の上昇リスクは、実質所得の伸び縮小を短期間のうちに加速させる懸念がある」(米バンクオブアメリカ・メリルリンチ)との声が聞かれる。

■個人消費を取り巻く環境は厳しく

ロンドン中心部ではこのところ住宅価格の下落傾向が続く一方、住宅供給不足の影響で賃貸価格は所得の伸び以上の上昇率を示すなど、個人消費を取り巻く環境は厳しさを増している。英国の欧州連合(EU)離脱まで約10カ月に迫ったが、英国とEUの通商交渉は大きな進展がみられず、本来なら積極的に英国株を買いにくい状況だ。

英国投資協会(IA)によると、英個人投資家は今年3月まで英国株で運用する投資信託を11カ月連続で売り越し。1~3月期の売越額は累計で15億800万ポンド(2260億円)と、四半期としては2016年7~9月期(18億9400万ポンド)以来の高水準だ。4月以降の統計は発表になっていないが、「株高は絶好の売り場になった」との指摘が出ている。機関投資家にも弱気な見方が根強い。株高の持続性を占ううえで、4月の統計が注目される。

(QUICK資産運用研究所ロンドン 荒木朋)

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