2019年3月20日(水)

留学生のOBOG会 山形大、在学生の県内就職を支援

2018/5/23 22:00
保存
共有
印刷
その他

山形大学は留学生のOBOG会を作る。大学や大学院を卒業・修了した人のうち、特に県内に就職した人のネットワークを作り、在学生との交流の場を設け、地元で安心して就職できるようにする。

山形大学大学院から地元メーカーに就職したインドネシア人のペトルス・ヤサヤ・サモリさん(山形市のスズキハイテック)

学業など一定の基準をクリアした学生には日本語を体系的に学べるカリキュラムなども設け、留学生にとってハードルの高い日本での就職につなげる。

OBOG会は過去の卒業・修了生について就職先などをたどってリストを作り、今秋にも会合の場を設ける。今年3月には全学部で約30人の留学生が卒業・修了している。こうした人の中で県内就職者については、在学生がアドバイスを求められるような仕組みを作る。

また、一定の基準を満たした留学生に奨学金などを支給する「留学生就職促進プログラム」の対象者には、日本語学習のほか、「日本ビジネス」や「キャリア開発」のカリキュラムも作る。

東北公益文科大などと連携した取り組みで、独自のカリキュラムで効果的に日本語を学べるようにする。日本のものづくりの強さや課題といったビジネスを学ぶコースや、就職活動のスケジュールや手法を学べるコースも作る。

同プログラムでは今春、対象者5人のうち4人が国内企業に就職し、うち2人は県内だった。山形大は「売り手市場といっても留学生は大変。互いに助け合う仕組みを作りたい」(担当の伊藤雄三教授)としている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報