クックビズ、福岡に初拠点 飲食向け人材紹介
将来は人材確保も

2018/5/23 17:30
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飲食業向けの人材紹介やコンサルティングなどを手がけるクックビズは23日、福岡市に初めて拠点をつくると発表した。まず同市を中心に飲食店事業者への営業を強化し、今期の県内の求職者の応募数を前期比で数百人増の2千人程度にする。将来は同社のウェブサービスの開発人材などを福岡で確保することも検討している。

記者会見を開いたクックビズの藪ノ賢次社長(右)=23日、福岡市中央区

記者会見を開いたクックビズの藪ノ賢次社長(右)=23日、福岡市中央区

福岡市中央区に6月、新オフィスを開設する。東京や名古屋に次ぐ5つ目の拠点で、九州では初。事業者や求職者と面談をしてマッチングする人材紹介部門、同社の求人サイトの広告営業の部門などを設置する。

同社はこれまで九州の事業者に電話で紹介していたが、紹介先に従業員が長期間定着しないことなどが課題だった。福岡市を拠点に対面形式の相談を強化。将来は九州全域に営業域を広げる。

福岡市の調べでは、福岡市は人口1千人あたりのレストラン数が4.2店で世界4位(2016年)。一方、調理の求人が求職者の約4倍など、飲食業界の人手不足が深刻化している。福岡ではインバウンド(訪日観光客)の増加に伴い外食産業への注目も高まるとみられ、同社はこうした市況に着目した。藪ノ賢次社長はさらに「三大都市圏に地場のネットワークのない飲食関連企業が、進出する後押しもしたい」と話した。

同社は料理人を紹介する食の交流サイト(SNS)や、料理人が記事を配信するキュレーションサイトなど、ウェブサービスにも注力。IT人材が集まる福岡でエンジニアやデザイナーなどの人材を確保することも検討している。

クックビズは07年に飲食業界に特化した人材紹介事業を開始。昨年11月に東証マザーズ市場に上場した。今年以降、仙台など地方都市に拠点を開設し、8拠点体制にすることを計画している。

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