2019年5月21日(火)

日水、エビの養殖事業に参入 豪企業に出資

2018/5/22 19:36
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日本水産はエビの養殖事業に参入する。オーストラリアの大手エビ養殖会社の発行済み株式の14.9%を約21億円で取得した。エビの養殖を事業化できている豪社への出資で年間2000トンの養殖エビの供給を受け、日本国内などで販売する。

出資したSFG社の養殖場(豪クイーンズランド州)

SFG社で養殖されたブラックタイガー

豪州最大のエビ養殖会社、シーファーム・グループ(SFG)社の第三者割当増資で引き受け、約2500万豪ドル(約21億円)を出資した。SFG社の子会社が2018年度中にブラックタイガーの養殖所の建設に着手する。21年度に出荷開始を予定し、初年度で1万トンの生産を目指す。

日水は出資に伴い、養殖するエビを日本と豪・ニュージーランドで独占販売する権利を得る。同社から年間2000トンの養殖エビの供給を受け、日本とオセアニアで販売する。

国内エビ消費量は安定して推移しているが、天然エビは減っている。日水によると、養殖は衛生管理面などで難しく、国内では事業化できている例はないという。そのため、国内市場は大半を輸入に頼っているのが現状だ。日水は鹿児島県でエビの養殖を実証実験している。

豪で養殖エビの供給の3分の1を占める同社への出資で、白身魚やサケ・マスなどに続き、エビを新たな養殖事業の柱に育てる。

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