九大とアサヒグループ ビール廃液で高効率発電

2018/5/22 17:00
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九州大学とアサヒグループホールディングスは、ビール工場の廃液から出るバイオガスを利用して効率良く発電する技術を開発した。バイオガスを利用して発電する技術は従来もあったが、発電効率が悪く実用化に至っていなかった。

今後は開発した技術で長時間持続して発電できるかを検証した上で、来年度以降、同グループの飲料工場への導入を検討するという。

アサヒグループが開発した技術で、まず廃液からバイオガスを回収、ガスから不純物を取り除いて精製する。その後、九大が開発した燃料電池と同じ原理の技術で発電する仕組み。

バイオガス自体を燃やして発電する方法は実用化されているが、エネルギーの多くが熱に変換されてしまうため効率が悪かった。今回の技術を使うと、同じ量のガスから2倍以上の電力を得られるという。

研究グループは試作した電池が2千時間以上稼働することを確認した。今後は1年程度かけて、電池が1万時間以上持続するかを検証するという。

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