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路線バス巡り9社 初会合、岡山市 低運賃バスで競争激化

岡山市は21日、路線バスを含めた市内の公共交通網のあり方を議論する法定協議会「岡山市公共交通網形成協議会」の初会合を開いた。両備グループ(岡山市)の各社、低運賃の循環バス「めぐりん」を運行する八晃運輸(同)など市内にバス路線を持つ全9社がそろった。八晃の新路線に両備側が異議を唱えるなど、混乱が続く中での話し合いになる。

意見を述べる八晃運輸の成石社長(中)(21日、岡山市)

4月27日に運行を始めた「めぐりん」の新路線を巡っては、両備側が「黒字路線の収益が圧迫されると赤字路線を維持できなくなる」と反発。問題提起として2月に31の赤字路線の廃止届を提出したが、その後、市の法定協設置を理由に廃止届を取り下げていた。

この日の協議会で、両備グループの小嶋光信代表は「利用者の利益が、競争から路線網の維持へと大きく切り替わってきた」と指摘。個別路線の新規参入・撤退についても、法定協の場で議論できるよう求めた。

一方、公の場に初めて登場した八晃の成石敏昭社長は、新路線について「法律で定められた要件を充足したからこそ認可されたものと理解している」と強調。黒字路線の収益で赤字路線を維持する経営手法についても「利用者の利益保護、利便増進という道路運送法の趣旨からしても賛同できかねる」と話した。

協議会では今後、マスタープランとなる「地域公共交通網形成計画」の2019年度前半までの策定に向けて協議を重ねていく。大森雅夫市長は「バス事業者の話を聞いていると、路線の維持・充実へのアプローチが違っていると感じた。今回の意見を踏まえて真摯に検討したい」と述べた。

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