2018年11月17日(土)

財政赤字の将来負担を考える(2) 通説は「将来世代に負担」
野口旭 専修大学教授

やさしい経済学
コラム(経済・政治)
2018/5/22 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

財政赤字の負担問題に関して通説は、将来世代に負担が生じることをほぼ自明とみなしています。それはおおむね以下のような推論に基づきます。政府が財政支出を行い、それを税ではなく赤字国債の発行で賄うとする。つまり、政府が債務を持つとする。そして、政府はその債務を、将来のある時点に、税によって返済するとする。

この想定で考えた場合、増税が先延ばしされればされるほど、財政支出から便益を受ける世代と、それを税…

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