2018年8月18日(土)

パナソニックが自転車シェア リゾートがターゲット

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2018/5/21 18:00
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 パナソニックは2018年5月18日、電動アシストスポーツバイク(自転車)の新製品を発表した席上で、今夏を目標に自転車シェア事業に参入すると明らかにした。夏場のスキー場での利用などを想定し、現在、複数のスキー場に自転車シェアを提案しているという。

パナソニック執行役員と子会社のパナソニックサイクルテック社長を兼任する片山栄一氏(左)

パナソニック執行役員と子会社のパナソニックサイクルテック社長を兼任する片山栄一氏(左)

 パナソニック執行役員と子会社のパナソニックサイクルテック社長を兼任する片山栄一氏は「30万円以上する当社の電動アシストスポーツバイクをシェアする事業に取り組む」と話した。自転車シェア市場には2017年にLINEが中国最大手のモバイクと提携して参入を発表したり、NTTドコモが子会社を通じて東京都内を中心に全国20カ所以上でサービスを提供したりするなど、参入が相次いでいる。パナソニックは後発といえる。

 これに対し、パナソニックの片山執行役員は「SNS(交流サイト)事業者や通信事業者はバスや自動車に代わる都会の移動手段として自転車をシェアするビジネスをしているが、当社は移動手段を提供するのではなく、(余剰資産をシェアする)民泊サービスの『エアビーアンドビー』に近い」と違いを強調。SNS事業者や通信事業者のサービスは競合に当たらないとの見方を示した。

 パナソニックが自転車シェア事業での利用を想定するのはスポーツバイクに電動アシスト機能を付けた「Xシリーズ」だ。今回、新たに電動アシストマウンテンバイクの上位モデル「XM2」と、都会での利用を想定した電動アシストクロスバイク「XU1」を発表。価格はXM2が38万円、XU1が22万5000円である。

 片山執行役員は「決して安くない製品であり、普及には様々な施策が必要」と話し、電動アシストスポーツ自転車市場の拡大に向け、自転車シェア事業のほかにも、自転車を使ったツアーの主催といった新ビジネスに参入すると明らかにした。

(日経 xTECH/日経SYSTEMS 島田優子)

[日経 xTECH 2018年5月18日掲載]

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