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英ヘンリー王子が挙式 80年ぶり米女性と結婚

「開かれた王室像」象徴 約10万人が祝福

(更新)

【ウィンザー=小滝麻理子】英王室のヘンリー王子(33)と女優として活動した米国人のメーガン・マークルさん(36)が19日、ロンドン郊外ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で結婚式を挙げた。英王族と米女性の結婚は約80年ぶりで、慣例にとらわれない「開かれた王室」像を印象づける。現地には世界各地から10万人超の人々が集まり、祝賀ムードは最高潮に達した。

結婚式は19日正午(日本時間同日夜)に始まり、エリザベス女王や兄のウィリアム王子夫妻ら親族、親しい友人など約600人が参列。一般市民と「お祝いを共有したい」とのヘンリー王子らの意向で、慈善団体の関係者ら千人以上も城の敷地内に招かれた。メーガン妃は父親が体調不良で式を欠席したため、チャールズ皇太子に手を引かれてバージンロードを歩いた。

式後、2人は馬車に乗ってウィンザーをパレードした。

ヘンリー王子は王位継承順位6位。米人気テレビドラマに出演していたメーガン妃と友人の紹介で知り合い、昨年11月に婚約。英王族と米国人女性の結婚は、元国王エドワード8世による1937年以来。元国王は離婚歴のある女性との結婚のため前年に退位した。

メーガン妃にも離婚経験があり、母親がアフリカ系米国人であることなどから当初は王室入りへの反対論も一部で浮上。だが、妃の気さくな人柄や慈善事業に積極的な姿勢が好感され、世論調査では王室入りを歓迎する声が大半だ。

ウィンザーには英各地だけでなく、カナダなど英連邦やイタリアなど欧州大陸からも多くの王室ファンが駆けつけた。50代のリサさんは「現代的なメーガン妃の王室入りは英社会の多様性を促進させる」と話す。

ロイター通信によると、ヘンリー王子の結婚式は約10億ポンド(約1500億円)の経済効果をもたらすという。19日は各地のパブも営業時間を2時間延ばし、深夜1時まで開く。

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