被爆兵士の写真、少女に差し替え 原爆資料館の新展示

2018/5/19 10:20
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広島市の原爆資料館は19日までに、2019年春にリニューアルオープンを予定している本館の入り口の壁面展示について、当初使う方針だった被爆した兵士の写真から別の少女の写真に差し替えることを決めた。兵士の遺族から「父が苦しむ姿を見るのは耐え難い」と要望があったため。

原爆資料館が本館での展示を決めた、廃虚に立つ少女の写真(毎日新聞社提供)=共同

有識者でつくる展示検討会議で18日、了承された。兵士の写真には熱線で首や腕が焼けただれ、収容先の病院で横たわっている姿が写っていた。17年秋の会議で、来館者が最初に見る壁面に設置する方針を決めていた。

代わりに、右手にやけどを負って廃虚に立つ少女の写真を展示する。資料館によると、少女は10歳の時に爆心地から約1.2キロの自宅で被爆後、がんを患い42歳で亡くなった。

有識者からは、少女の写真について「放射線が長い間人々を苦しめ続けたことが分かる」との意見が出た。〔共同〕

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