2018年8月20日(月)

15歳・藤井七段が誕生 将棋、61年ぶり最年少記録

囲碁・将棋
2018/5/18 21:04 (2018/5/18 23:27更新)
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 将棋の藤井聡太六段(15)は18日、規定により史上最年少の15歳9カ月で七段に昇段した。1957年、加藤一二三・九段(78)が記録した17歳3カ月を61年ぶりに塗り替える快挙を成し遂げた。2月1日に五段、同17日に六段となったばかりで、驚異的なスピードで昇格を果たした。

将棋の竜王戦ランキング戦5組の準決勝で勝利し、15歳9カ月で昇段した藤井聡太七段(18日午後、大阪市の関西将棋会館=共同

将棋の竜王戦ランキング戦5組の準決勝で勝利し、15歳9カ月で昇段した藤井聡太七段(18日午後、大阪市の関西将棋会館=共同

 大阪市の関西将棋会館で指された竜王戦ランキング戦5組の準決勝で、船江恒平六段(31)を72手で破って決勝に進み、4組へ昇級、前期に続き上のクラスへ昇格した。

 規定では竜王戦のランキング戦で、2回連続で昇級すれば七段となる。5組決勝でも勝てば、竜王挑戦者を決める決勝トーナメントに進出する。

 対局後、藤井七段は「ここまで早いペースで昇段できるとは思わなかった。一局一局に全力で打ち込んできたのでうれしい」と話した。

 藤井七段は2017年、最多の29連勝を達成。今年2月には羽生善治二冠を破るなど、最年少で棋戦優勝を飾った。17年度は記録全4部門(対局数、勝率、勝利数、連勝)で1位となり、抜群の成績を残した。今春、中学を卒業、高校へ進んだ。

加藤一二三・九段の話
 素直に拍手を送りたい。15歳で七段とは驚くだけ。居飛車を好んで指し、得意は角交換腰掛け銀。自分の形を持っているのが強みだ。大局観に優れ、落ち着きがある。将棋界に大きな期待に応えられる逸材が誕生した。
羽生善治二冠の話
 2月の六段昇段から3カ月あまりで七段昇段を達成され、そのスピードに驚愕(きょうがく)させられている。将棋の内容も積極的な動きが特徴で、磨きがかかっていると思う。

〔共同〕

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