郡山市、ネット動画で教員研修 小中連携に活用
福島県郡山市は小中学校の教員研修にネット動画サービスを試験導入した。専門家の講演や全国各地の授業風景を配信する民間会社と組み、まず同じ学区にある4校で取り組む。多忙な教員が効率的に指導法を学ぶのを支援すると同時に、研修に伴う長時間移動や資料の準備、報告などの負担を軽減する。小中連携教育の促進へ近隣の学校間の交流にも生かす。
教員向け学習サービスのFindアクティブラーナー(東京・新宿)のサイトを活用する。同社が個別の学校ではなく、自治体の教育委員会と連携するのは全国3例目で東北6県では初めて。
教員は市が全校配布したタブレットや個人のスマホなどを使って視聴できる。2千件を超す動画には、プログラミングや道徳の授業もある。市教委は「第三者が登場する動画を事前に見てもらったうえで合同研修に入れば、より自由な意見交換や時間短縮につながる」と期待する。
初年度の経費は約8万円。他の学区への拡大などは4校の効果を検証したうえで判断する。同社は公立小中校の同時利用を、小中連携教育に対応した新サービスの開発などに役立てる。