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安田記念 関西4歳馬激突 末脚2頭か左回り巧者か

2018/5/20 6:30
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上半期の芝1600メートルの王者決定戦、安田記念(6月3日、G1、東京)に関西から4歳の有力牡馬が多数、参戦する。前哨戦のマイラーズカップ(G2、京都)優勝のサングレーザー(栗東・浅見秀一厩舎)、2017年秋のマイルチャンピオンシップ(G1、京都)を勝ったペルシアンナイト(栗東・池江泰寿厩舎)など、1600メートル戦線の実績馬に加え、芝2000メートルの大阪杯(G1、阪神)を制したスワーヴリチャード(栗東・庄野靖志厩舎)も出走する予定。例年以上に目が離せない安田記念となりそうだ。

サングレーザーなどのレースぶりに注目=JRA提供

サングレーザーなどのレースぶりに注目=JRA提供

サングレーザーは鋭い末脚が武器。素質は早くから評価されていた。気性難で騎手との折り合いに課題があったが、レースを重ねるごとに改善され、安定して力を発揮できるようになった。17年10月に重賞初制覇を果たすと、マイルCSでも3着に入った。

18年初戦のマイラーズCは後方を追走。最後の直線で馬群の外側に出されると、前を行く各馬をかわしていった。走破タイムの1分31秒3は京都芝外回り1600メートルのコースレコード。初めて乗った時から、心身ともに完成するのは「4歳になってから」と感じていた騎手の福永祐一も「順調に成長して走りのフォームが良くなっている。G1ではより厳しくなるが、休養明けを一度使われて体調も良くなりそう」と語る。同馬にとってはG1初勝利の好機となる。

一方のペルシアンナイトは前走、適性より少し長い距離の大阪杯で2着。余分な距離を走らないよう、道中はインコースを立ち回る巧みなレースぶりで上位に進出した。ベストの1600メートルに戻る安田記念では、より鋭い末脚が使えそうだ。

近年の1600メートル戦線は核となる実力馬がおらず、混戦が続いていた。マイルCSに続き、ペルシアンナイトが安田記念も勝てば、上半期と下半期の1600メートル王者決定戦を連覇することになる。ペルシアンナイトが連覇を果たし、地位を固めるのか、サングレーザーが新王者に名乗りを上げるのか――。

この2頭に待ったをかけようと、別路線から参戦するのがスワーヴリチャードである。大阪杯は早めにスパートして押し切る強い競馬。不安のあった右回りを克服したことも収穫だった。ただ、左回りの方が得意なのは確かで、左回りの東京で行われる安田記念に狙いを定めてきた。1600メートルの距離は適性より短い感もあるが、能力の高さでカバーする可能性もある。伸び盛りの4歳馬同士のぶつかり合いは見応え十分だろう。

(関根慶太郎)

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