2019年3月24日(日)

トランプ氏、北朝鮮の体制保証言及 非核化の見返りに

2018/5/18 6:40 (2018/5/18 10:55更新)
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【ワシントン=永沢毅】トランプ米大統領は17日、北朝鮮が非核化に応じた場合の見返りとして「金正恩(キム・ジョンウン)委員長はとても力強い保護を得ることになるだろう」と述べ、体制保証の用意があるとの考えを示した。見返りよりも核放棄を先行させる「リビア方式」は「北朝鮮について考えるときのモデルではない」と否定した。ホワイトハウスで記者団の質問に答えた。

トランプ氏はリビア方式に関連し「我々はリビアを破壊した。米国はカダフィ大佐に保護を与えると言ったことはない」と指摘。金委員長が非核化に応じれば「彼は国に居続けるし、国家運営を続ける。国は豊かになるだろう」と強調した。非核化に応じた場合は体制保証を提供する用意があるとした北朝鮮と、リビアのケースとは異なるとの認識を示したものだ。

ただ、トランプ氏は「もし合意がなければ『完全な破壊』が起きるだろう」とも表明。米朝首脳会談が開かれなければ「次の段階に進んでいく」と語り、圧力強化に含みを持たせつつ非核化に向けた合意に応じるよう迫った。

北朝鮮が米朝首脳会談の取りやめを示唆したことは「金委員長が中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席と会ってから状況が変わった」との見方を示した。5月上旬にあった2回目の中朝首脳会談が北朝鮮の姿勢に変化をもたらした可能性があるとの分析だ。

これに関連し、米国防総省のホワイト報道官は北朝鮮が非難した米韓軍事演習「マックス・サンダー」の規模縮小は「議論していない」と語った。

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