2019年1月17日(木)

プロ野球

広島・鈴木が決勝弾、中日戦の連敗止める

2018/5/17 23:34
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鮮やかな一発だった。九回、先頭打者として打席に立った広島・鈴木は狙いをストレートに絞った。「(相手投手の中日・鈴木博は)速い真っすぐを持っている。力勝負」。初球、149キロが内角へ。迷わずバットを振り切ると打球は左中間スタンドに飛び込んだ。

9回、勝ち越し本塁打を放ち、玉木コーチ(左)とタッチする広島・鈴木(ナゴヤドーム)=共同

鈴木博とは15日の対戦でも高めのつり球で空振り三振に終わるなど、ここ2回の対戦で2三振を喫している。追い込まれる前に先手必勝。パワー投手の常として、初球は真っすぐで攻めてくるとの読みもあった。

名誉挽回の一打でもあった。2点を追う六回。田中の二塁打、菊池の内野安打で無死一、三塁として3番の松山が左中間に同点二塁打を放った。一気に攻勢をかけたい場面で鈴木に打順が回ってきたが、あえなく132キロのスライダーに空振り三振に倒れた。

続くバティスタ、野間も凡打に倒れて同点止まり。反撃ムードに水を差したとの気持ちもあったのだろう。殊勲の一打にも「一発で仕留めることができたのは良かった」としながらも、「前の打席で打ちたかった」と喜びは控えめだった。

とはいえ、5月3日以来の主砲の一撃でチームは中日戦の連敗を5でストップ。これには「4番の仕事をすることができた」と23歳も納得の表情だ。本来のパワフルな打撃の片りんを見せた一撃は昨年夏の右足首骨折からの完全復活が遠くないことを感じさせた。(馬場到)

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