2018年9月24日(月)

新元号公表、19年4月1日想定 政府

2018/5/17 19:30
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 政府は17日、2019年5月1日の皇太子さまの新天皇即位に伴う改元に向け、新元号の公表を1カ月前の4月1日と想定して準備を進める方針を決めた。税金や社会保障などの情報システム改修を混乱なく進めるには1カ月程度の準備期間が必要だと判断した。改修にかかる期間や国民生活への影響などを見極めながら、最終的な公表時期を判断する。

 17日に開いた「新元号への円滑な移行に向けた関係省庁連絡会議」の初会合で決めた。菅義偉官房長官は記者会見で「公表時期は国民生活への影響を考慮し、検討を進めていきたい」と語った。内閣官房の担当者は具体的な日程を「4月1日ごろだと思う」と話した。

 会議では各省庁が管理する情報システムの改修を進め、改元前にすべての改修を終えることをめざす方針を確認した。改修作業が間に合わないと、税金を納付しても無効になってしまうといった混乱が生じる可能性があるという。銀行などの民間事業者や地方自治体などにも対応を要請する。

 政府が新元号の公表時期について、改元1カ月前の4月1日を想定する背景には、天皇陛下への配慮がある。陛下の在位30年記念式典を開く19年2月24日以降とする方向で調整してきた。記念式典より前に発表すると「世の中の関心が新天皇に向かい、今の天皇陛下を軽んじることになりかねない」との懸念からだ。即位と新元号公表の時期が離れすぎないようにして祝賀ムードを高める狙いもある。

 公表時期がほぼ固まったことで天皇陛下の退位、新天皇の即位に向けた日程の大枠が固まった。陛下が最後のお言葉を述べる「退位礼正殿の儀」は同年4月30日に開く。皇太子さまの「即位の礼」の中心的儀式である「即位礼正殿の儀」は同年10月22日に催す。即位の礼は5つの儀式で構成し、いずれも内閣の助言と承認に基づく憲法上の国事行為とする。

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