2018年10月17日(水)

ゼロックス、アイカーン氏推薦のCEO就任 買収混沌

2018/5/17 10:22
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【ニューヨーク=中山修志】米事務機器大手のゼロックスは16日、大株主のカール・アイカーン氏が推薦したジョン・ビセンティン氏を最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。アイカーン氏の投資会社のCEOキース・コッツァ氏は会長に就いた。アイカーン氏に近い人物がゼロックスの主要ポストを占めることで、富士フイルムホールディングスによる買収計画はさらに難しくなる。

ビセンティン氏は米ヒューレット・パッカードとIBMに在籍後、IT関連など複数企業の顧問を務めた。2018年3月からはゼロックスへの買収提案についてアイカーン氏のコンサルタントについていた。

ゼロックスは15日、富士フイルムとの買収合意の破棄に関する資料を米証券取引委員会(SEC)に提出した。資料によると、同社は5月10日までに株主への特別配当を5割積み増すよう富士フイルムに求めたが、同社から回答を得られなかったという。

ゼロックスは延期していた株主総会を7月31日に開く。アイカーン氏らは富士フイルムの提案はゼロックスの評価が低すぎると主張しており、富士フイルムが配当積み増しなど条件面で譲歩すれば合意に至る可能性もある。

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