2018年7月21日(土)

ロシア疑惑「トランプ氏は訴追対象外」 特別検察官表明か

トランプ政権
北米
2018/5/17 9:49
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 【ワシントン=中村亮】2016年の米大統領選でのトランプ米大統領周辺とロシアの不透明な関係を捜査するモラー特別検察官がトランプ氏は訴追の対象外との見解を示したことが16日、分かった。トランプ氏の弁護団のジュリアーニ氏がCNNテレビのインタビューで明らかにした。

 ニクソン米政権で確立した米司法省の見解では現職の大統領は訴追できないとしている。ジュリアーニ氏によると、モラー氏は「司法省のルールに従う」と伝えてきたという。トランプ氏は訴追の対象外であることが明確になればモラー氏による直接の聴取に応じる可能性がある。ただ訴追の対象外との見解はトランプ氏を聴取に応じさせるための手段との見方もある。

 トランプ氏は訴追を逃れても米議会から弾劾される可能性は残る。ジュリアーニ氏はモラー氏がロシア疑惑に関する報告書を作成しているとも説明。報告書は米議会下院がトランプ氏に対する弾劾手続きを開始すべきかを判断する材料になる。

 トランプ氏はロシア疑惑を一貫して否定してきた。捜査が長期化するほど11月の議会中間選挙に悪影響が出る可能性があり、トランプ氏周辺ではモラー氏に捜査の早期打ち切りを求める声も出ている。

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