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イタリア国債利回り、2カ月ぶり高水準

【ローマ=細川倫太郎】16日の欧州市場で、イタリアの10年物国債利回りが一時2.1%台まで上昇(価格は低下)し、総選挙後の3月5日以来約2カ月ぶりの高水準となった。連立政権発足へ最終協議中の2党の政策合意の草案で、多額の債務帳消しなどとの内容が盛り込まれ、動揺が広がった。イタリアの株式相場も下落した。

10年物国債の利回りは前日の1.95%程度から大きく切り上がった。イタリア国債の売り圧力が強まる中、安全性が高いとされるドイツの国債に資金が流れた。イタリアの株価指数「FTSE・MIB」も朝方から売られ、前日比2.3%安で取引を終えた。

ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「五つ星運動」と極右「同盟」の政策合意の草案に、欧州中央銀行(ECB)へ2500億ユーロ(約32.5兆円)の債務の免除要請や、欧州連合(EU)への予算分担金の見直しなどが入っていたことが分かった。欧州との関係悪化懸念から投資家は資金を逃避させたが、両党は「これは古いバージョンで、今は大幅に修正され削除した」とのコメントを発表した。

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