2018年10月18日(木)

世界人口の過半が都市在住、スラム拡大懸念も 国連調査

2018/5/17 2:06
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【ニューヨーク=高橋里奈】国連経済社会局が16日に発表した2018年「世界都市化展望」で、都市部に暮らす人が世界人口の55%を占めることがわかった。1950年には30%だったが、2050年までに68%と全体の3分の2を超える。よりよい教育や医療を受けられる人が増える一方、途上国ではスラム拡大の懸念もある。

世界最大の都市圏は東京圏で、近郊を含め3700万人。ただ、少子化の影響で28年にインドのデリーに抜かれる見通しだ。

18年の世界人口は76億人。地域別で最も都市化が進んでいるのは北米で、人口の82%が都市部に暮らす。中南米は81%、欧州は74%と高いが、アジアは50%にとどまる。最低はアフリカの43%で、過半数が農村地域に住む。50年までにはインドや中国、ナイジェリアで都市部への人口流入が急増するという。

現在、人口1000万人以上の大都市圏は33都市あり、世界人口の3割が暮らす。90年には10都市しかなかったが、30年にはバングラデシュやナイジェリアなど途上国を中心に43都市にのぼる見通しだ。

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