広告の「ただし書き」注意 スマホ画面、見落としがち

2018/5/16 19:53
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消費者庁は16日、スマートフォン(スマホ)に表示される広告についてのアンケート結果を発表した。商品やサービスを「無料」と強調する一方で「ただし、無料にならない場合もある」など、ただし書きがある「打ち消し表示」と呼ばれる部分は見逃されがちであることが明らかになった。

消費者庁がアンケート用に作成したスマートフォンの広告サイト=共同

同庁は「スマホの画面はパソコンより小さいため、文章を読み込むのではなく、キーワードの単語を拾って読みがち。購入や契約前は、不利益な内容が含まれていないか注意して読んで」と呼び掛けている。

アンケートは2017年10月~18年2月、インターネットで実施。20~60代の男女計千人が回答した。過去1年間にスマホで商品購入やサービス申し込みをした人は55%。うち39%は打ち消し表示を見落とし、誤認して申し込んだと回答した。

同庁が、打ち消し表示のある5種類の広告を作成したところ、閲覧者の6割以上が見逃した。オンライン英会話の無料体験広告で「予約なしでレッスン」と大きく表示した画面の最下部に「混雑状況に応じて、予約レッスンのみになる場合あり」という表示は94%が見逃していた。

打ち消し広告は目立たないように表示されがちで、(1)文字が小さく背景に溶け込んでいる(2)契約内容の記載場所と離れたところに表示されている(3)画面をさらにタップしないと表示されない――といった手口が目立つという。〔共同〕

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