2018年8月20日(月)

132.8億年前に酸素 銀河で、最初期の星解明に

2018/5/17 2:00
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 大阪産業大や国立天文台、名古屋大などのチームは、地球から132億8千万光年離れた、しし座方向の銀河に酸素があることを南米チリのアルマ電波望遠鏡を使って突き止めたと16日、発表した。

酸素が検出された銀河のイメージ=国立天文台提供・共同

酸素が検出された銀河のイメージ=国立天文台提供・共同

 今から132億8千万年前の宇宙に酸素が存在したことを示す結果で、大阪産業大の橋本拓也博士研究員は「宇宙最初期に星がどのように形成されたのかの解明に役立つ」としている。

 最も遠くで検出された酸素の記録を今回更新したほか、正確な距離が分かった銀河としても最も遠く、成果は16日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 チームは2016年3月~17年4月、しし座の方向にある銀河を観測し、酸素に特徴的な光を検出。17年に発表された、132億光年離れた銀河で検出されたものが最も遠いとされてきたが、8千万光年更新した。

 チームによると、酸素は宇宙最初期、太陽の8倍以上の重さを持つ大質量星内部での核融合でつくられ、星が一生の最後に起こす超新星爆発で宇宙空間に散らばったと考えられているという。〔共同〕

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