2018年10月22日(月)

ホンダ、中国で看板車種販売再開へ 「CR―V」リコール受理

2018/5/16 18:04
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【重慶=多部田俊輔】中国の国家市場監督管理総局は16日、ホンダの中国合弁会社が申請した看板車種「CR―V」のリコール(回収・無償修理)計画を受理したと発表した。ホンダは2月にリコール方針を発表したが、当局が受理しなかったため、販売停止に追い込まれていた。ホンダは22日からリコールを始めるとともに販売再開の準備を進める。

リコールの対象は、東風ホンダが2017年2月から18年2月まで製造したCR―Vの13万台あまり。低温などの条件が重なった時にエンジン関連のトラブルが生じる恐れがあった。ホンダが示したソフトの変更と部品交換などの対策が多様な環境下でも効果があることを当局側に立証できたため、リコールが受理されたという。

ホンダのリコール問題は今年に入って多くのネットメディアに取り上げられてきた。CR―Vは中国での人気が高いため、ホンダの中国での新車販売台数が4月まで3カ月連続で前年同月実績を下回るなどの苦戦の原因となってきた。

ホンダはリコールを始めるとともに、販売再開に向けて製造や車両供給などの準備を進める。同型のエンジンを搭載するほかの一部車種についても、今回のリコールと同種の問題を抱えているとされるため、リコールを実施するとみられる。ホンダの中国でのブランドイメージに対する悪影響も指摘されているだけに、今後の販売動向に注目が集まりそうだ。

東風ホンダは16日、リコールの受理を受けて「今後も信頼される製品とサービスを提供することで支持に報いたい」とするコメントを発表した。

多目的スポーツ車(SUV)のCR―Vは、セダンの「アコード」とともにホンダの中国販売をけん引してきた。

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