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Jリーグ前半戦、絶好調の広島に秘密はない
サッカージャーナリスト 大住良之

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2018/5/18 6:30
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Jリーグ1部(J1)は第14節を終えて12勝1分け1敗。勝ち点を37とし、3節を残して広島の「第1ステージ」優勝が決まった――。

ワールドカップによる約2カ月間の中断期間を前に、5月19、20両日で全34節中の15節までを終了する。開幕は2月23日。5月20日まで13の週末があり、そのうち3月下旬は日本代表の日程で使えなかったから、残り12の週末で15節。3回も「水曜試合」を使っての日程消化だった。

しかもこのほかにJ1の18クラブ中、4クラブはアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、他の14クラブはルヴァンカップがあった。すなわち、大半のクラブが中断前に21試合をこなすことになる。近年にないハードスケジュールである。

広島、すでに昨季上回る勝ち点

こうしたなか、圧倒的な成績を残したのが広島だった。

昨年はかろうじてJ2降格を免れる15位に終わった。

城福監督(右端)が就任した今季、広島の快進撃は驚きだった=共同

城福監督(右端)が就任した今季、広島の快進撃は驚きだった=共同

今季に向けて、これまでに指揮を執ったFC東京と甲府では、甲府でのJ2優勝以外に目立った成績を残していない城福浩監督が就任。タイ代表FWティーラシンを獲得したとはいえ、MFミキッチ(湘南に移籍)らがチームを去り、戦力が上がったようには思えなかった。

しかしリーグが開幕すると、いきなり3連勝で首位に立った。第4節は磐田と0-0で引き分けたが、第5節から5連勝。FC東京戦での1-3の敗戦をはさんで第11節から4連勝の快進撃で勝ち点は37に。2位FC東京は勝ち点27。全34節の半分にあたる17節まで残り3試合を残した時点での勝ち点10差は、「2ステージ制」であれば「第1ステージ優勝」となる。ちなみに、広島が昨年1シーズンで得た総勝ち点は33だった。

では、今季の広島はどこが強いのか。

第14節までの試合結果を見ると、第6節までとそれ以後で少し変わってきていることに気づく。第6節までの5勝はすべて1点差であり、そのうち4勝が1-0だった。シュート数は例外なく対戦相手より少なかった。しかし第7節以降の7勝は、そのうち6勝が2点差であり、8戦のうち5戦で相手より多くのシュート数を記録しているのだ。

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