ロシア・クリミア間の橋開通、実効支配進む
プーチン氏「歴史的な日」

2018/5/15 22:09 (2018/5/15 23:26更新)
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【モスクワ=小川知世】ロシアが2014年に併合したウクライナ南部のクリミア半島で15日、ロシアと同半島を結ぶ橋の開通式が開かれた。プーチン大統領は演説で「歴史的な日」と開通をたたえ、大規模なインフラ整備による国民生活の向上に意欲を表明した。

ウクライナ政府は同日「違法な建設」と抗議するコメントを出した。

橋はロシアが進めるクリミアの実効支配を象徴する事業の一つ。ウクライナを経由せずにロシアとクリミアを直結する輸送路としてプーチン政権が開通を急いでいた。

プーチン氏は開通式にジーンズ姿で現れ、自らトラックを運転して橋を横断。「同じような事業を全国で進め、国民の生活を向上する」と述べた。演説は国内経済の発展に重点をおき、対外強硬的な発言は控えた。

クリミア併合に抗議し欧米は14年に対ロ制裁を始めた。プーチン氏は月内に独仏との首脳会談を控える。米国が離脱を表明したイラン核合意のほか、ウクライナ問題も議題にのぼる見通し。

橋は全長19キロで16年に着工した。当初予定より半年早い16日に自動車道を開通し、鉄道橋は19年の開通を目指す。

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