半導体製造装置の業績好調 東京精は今期純利益3%増

2018/5/15 19:30
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半導体製造装置各社の2019年3月期は高い利益水準が続く見込みだ。東京精密は15日、19年3月期の連結純利益が前期比3%増の131億円になる見通しと発表した。世界的なデータ量の拡大を受けた半導体需要の増加で、主力の検査・切断装置の販売が引き続き伸びる。

売上高は8%増の950億円を見込む。動画配信の増加などで半導体需要が高まり、韓国や北米の半導体メーカーは設備投資を増やしている。同社が手掛ける半導体の検査装置や切断装置の販売は好調を維持する。計測器事業は生産ラインの組み替えを進める日系メーカー向けが伸びる。年間配当は設立70周年の記念配当20円を含む114円(前期は92円)とする。

15日で半導体製造装置6社の決算が出そろった。19年3月期は前期に続き、国内6社全社(ディスコは市場予想)が増収増益を見込んでいる。

もっとも、スマートフォン(スマホ)需要の減速など懸念もくすぶる。米アップルの「iPhone X」の販売減速などで、6社中3社で今期の増益率は前期から縮小する見通し。東京精の川村浩一最高財務責任者(CFO)は「スマホ向けは特に下期に不透明感がある」と話した。

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