2018年6月25日(月)

アルゼンチン大統領、ペソ安でトランプ氏と電話協議

中南米
2018/5/15 7:43
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 【サンパウロ=外山尚之】アルゼンチンのマクリ大統領は14日、トランプ米大統領と電話協議し、アルゼンチンの通貨ペソを巡る混乱への対応について話し合った。トランプ氏は「アルゼンチンと国際通貨基金(IMF)の対話を支援する」と応じたという。ただ、ペソは下がり続け、過去最安値を更新した。

14日、ブエノスアイレスではIMFへの支援要請に反対するデモが開催された=AP

 マクリ氏はトランプ氏に対し、ペソの下落を食い止めるためアルゼンチン政府がIMFに融資枠の設定を要請している状況を改めて説明し、米国の後押しを求めた形だ。

 2001年のデフォルト(債務不履行)危機の際の対応を巡り、アルゼンチン国民の間ではIMFに対する不信感が根強い。14日には首都ブエノスアイレスでIMFへの支援要請に反対するデモが開催された。マクリ政権がIMFや米国との距離をアピールすればするほど、国民がペソを売ってドルに替える動きが加速する状況となっている。

 ペソは資金流出が続く新興国の中でも下げ幅が突出している。市場ではアルゼンチンの中央銀行がペソ買い・ドル売りの介入に動いているとされているが、下落に歯止めがかからない。

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