2018年9月22日(土)

米大使館、エルサレムに移転 ガザで衝突37人死亡

2018/5/14 22:13
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 【カイロ=飛田雅則】米国はイスラエル建国70年の14日、米大使館を商業都市テルアビブから、首都と認定したエルサレムに移転した。移転先となった総領事館内で式典を開催。米政権からトランプ大統領の長女イバンカ大統領補佐官やクシュナー大統領上級顧問らが出席した。反発するパレスチナ自治区ガザでは数万人規模のデモが発生。現地メディアによるとイスラエル軍との衝突でデモに参加した37人が死亡した。

 米国のトランプ大統領は2017年12月、エルサレムをイスラエルの首都と認定し、テルアビブから大使館を移転することを決定していた。

 イスラエルは1967年の第3次中東戦争で、ユダヤ教やイスラム教、キリスト教の聖地が集中する旧市街を含む東エルサレムを占領。その後、併合しエルサレムを「不可分の首都」と位置づけた。

 一方、東エルサレムを将来に独立する際の首都とするパレスチナは反発。1993年のイスラエルとパレスチナの「2国家共存」を目指すオスロ合意では、今後の交渉でエルサレムの帰属を決めるとしていた。

 そのため今回の米国の動きに、パレスチナ側は猛反発している。ガザでは大規模デモが発生しており、中東和平交渉の再開は一段と難しくなった。

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