神奈川県、先端医療ファンドの評価基準に「社会への影響」

2018/5/14 22:10
保存
共有
印刷
その他

神奈川県は先端医療分野に携わる企業に投資するファンドの評価基準に「社会への影響」を加えると発表した。「県民の医療受診数が3割増えた」などを数値化し、出資者が自身の投資がどのように医療に貢献したのかわかるようにする。結果をわかりやすくして、今後の出資集めにも生かす。

ファンドの評価に「社会的インパクト」を導入して、県がめざす「医療が与える効果」をわかりやすくする狙いがある。すでに投資を始めている4つの企業についても2018年度末までに1回目の評価を実施する。県政策局の担当課は「(収益などの)財務面に加え、社会面で企業価値の創出をはかり、企業の成長加速につなげたい」と期待する。

3月につくったファンド「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」の総額は約12億円で、県のほか横浜銀行なども出資している。民間企業に成長資金として投資し、医療産業の発展を後押しする目的がある。開発する技術の収益性ではなく、医療が県民に与える効果などを基準に選定しているという。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]