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要介護手前「フレイル」 奈良・三郷町と阪大が共同研究

高齢者が要介護になる手前の「フレイル(虚弱)」について、奈良県三郷町は大阪大学と組んで共同研究に乗り出す。今年度から「フレイル健診」を開始し、阪大でデータの解析を行う。健康寿命を延ばし、将来的には医療費の削減につなげたい考えだ。

同町では高齢者を対象とした介護予防や認知症予防の教室を開催。こうした場に阪大の医師らが訪れ、参加者を対象に体組成計などを用いた計測や問診を実施する。初年度は町内6、7カ所を予定する。阪大側は大学院医学系研究科先進融合医学共同研究講座の萩原圭祐特任教授が担当。14日に同町で共同研究契約を締結した。

共同研究は5年間を予定しており、健診結果をデータベース化し分析する。介護予防教室の効果の検証や医療費削減効果の解析も行う。萩原教授は「フレイルに関する既存のチェックリストも見直したい」と話す。

三郷町は奈良県の北西部にあり、大阪方面へのアクセスが良いことからベッドタウンでもある。65歳以上の高齢者数は約7千人で高齢化率は約30%(2017年度)。

フレイルを巡っては、介護予防の一環として千葉県柏市などで市民を対象に「フレイルチェック」をしている例がある。

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