2018年10月21日(日)

百十四銀、今後10年内に20店舗削減 IT活用で補完

2018/5/14 19:32
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百十四銀行は今後5~10年で20店舗程度削減する方針だ。14日の決算発表で綾田裕次郎頭取が明らかにした。金利の低下や他行との競合などで、貸し出しからあがる利益が減少傾向にあり、124店舗の2割程度を削減することで効率化し、収益水準を維持する。

同行は香川県内に本店はじめ86店(出張所含む)、岡山県を中心に県外に38店を展開する。2018年3月期に庵治出張所(高松市)など2カ所を移転統合した。

主に貸し出しからあがる利益で構成される「資金利益(国内業務分)」は18年3月期に386億円と09年3月期の463億円から16%減った。県内にはメガバンクや他県銀の支店も多いため、貸出金利が低水準にとどまる事情もある。

各支店では貸し出しよりも預金が増えており、運用難から支店単位の収益が悪化傾向にある。今後、スマートフォンによる手続きなどIT(情報技術)を活用したサービス拡大を通じて顧客の利便性を保ちつつ店舗運営を効率化し、緩やかな店舗の統廃合を進める。

同日発表した18年3月期の決算は本業のもうけを示す実質業務純益(単体)が102億円と前の期比で3割減った。海外での運用で約30億円の一時的な損が出た。持ち合い株売却などによる益出しで一部を補い、連結経常利益は2割減の152億円。税負担が減り連結純利益は同6%増の102億円を確保した。今期の連結経常利益は1%増の155億円の見通し。

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