テスラ、中国・上海に現法設立
単独出資で、EV生産

2018/5/14 19:12
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【上海=松田直樹】米テスラは上海に単独出資で中国法人を設立した。中国当局が14日に開示した。今後は計画中の工場新設などの準備に入るとみられる。中国政府は市場開放をアピールするため、自動車分野で外資による出資規制を撤廃する方針を公表しており、単独出資による中国進出を目指していたテスラにとって追い風となっていた。

5月10日付で「テスラ上海」が中国当局に正式に認可された。資本金は1億元(約17億円)で、上海市浦東新区に本社を置く。テスラ上海は香港法人「テスラモーターズ香港リミテッド」の100%子会社となっている。

今後はテスラ上海を拠点に電気自動車(EV)の生産やEV向け電池の開発などを展開していく。巨大電池工場「ギガファクトリー」のほか、モーターなどの主要部品から車両の組み立てまでを担う新工場を設立するとみられる。EV普及を国をあげて後押しする中国の巨大市場で、さらなるシェアの拡大を目指す。

EVブームをけん引してきたテスラは世界最大のEV市場を持つ中国進出をこれまでも検討してきたが、外資規制が障壁となり実現してこなかった。ただ、中国政府は今年に入り自動車分野について、これまで50%としていた外資規制を撤廃する方針を公表していた。今回のテスラの単独出資による中国進出はこの動きに連動したものとみられ、規制緩和の適用第1号となる可能性が高い。

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