パリ・オペラ座近くで刃物のテロ、1人死亡 ISが犯行声明

2018/5/13 15:00
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警官に誘導され、刃物で通行人が襲撃された現場周辺から避難する住民(12日、パリ)=AP

警官に誘導され、刃物で通行人が襲撃された現場周辺から避難する住民(12日、パリ)=AP

【パリ=白石透冴】12日午後9時(日本時間13日午前4時)ごろ、パリ中心部オペラ座付近で、男が通行人を次々とナイフで刺すテロ事件が起きた。被害者のうち29歳の男性が死亡したほか、数人が負傷した。駆けつけた警官が事件発生から約9分後に男を射殺した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。

男はチェチェン出身のロシア人。アラビア語で「神は偉大なり」と叫びながら、オペラ座南東のモンシニー通りでいきなり通行人を切りつけたという。現場はレストランやバーが多く、観光客が訪れる区画。在仏日本人に人気の日本食店やラーメン店が並ぶサンタンヌ通りも近くにある。

仏検察当局のテロ対策部門が男の身元などの捜査を始めたが、現時点では単独犯の可能性が高いとみている。

マクロン仏大統領はツイッターへの投稿で警官隊に敬意を表した上で「フランスはまたもや血の代償を払ったが、敵に対して1インチたりとも屈しない」と強調した。

フランスではテロ事件が散発している。3月には南仏トレーブのスーパーで男が人質を取って立てこもるなどし、人質の身代わりとして犠牲になった憲兵を含む4人が死亡した。

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