2018年10月18日(木)

福岡県、薬物再犯防止へ検察と連携

2018/5/12 10:36
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福岡県は覚醒剤などの薬物乱用の再犯を防ぐため、初犯者の社会復帰を促す事業を14日から始める。検察から初犯者の情報を受け、医療機関につないで薬物依存症からの回復プログラムを受講させる。検察の情報で対象者を絞り込んで実態を把握し再犯防止につなげる。こうした対策で県と検察が連携するのは全国初という。

事業は、県警OBや精神保健福祉士などを相談支援コーディネーターとして、検察から初犯者の氏名や居場所などの情報を受け、回復プログラムなどにつなげる。その後、依存者支援をしている「ダルク」などに同行して社会復帰を支援する。

薬物関連の事件で執行猶予判決を受けて釈放された初犯者には回復プログラムを受講する機会がなかった。2016年に県内で覚醒剤を巡って検挙された初犯者は223人。

覚醒剤を巡る福岡県内の再犯率は16年時点で68.5%と、全国平均(同64.9%)を上回る。県は14年に薬物乱用防止の5カ年戦略を立て、再乱用防止を柱の一つに据えている。

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