2018年7月19日(木)

3割がハラスメント経験 医療・介護の若手職員調査

2018/5/11 19:04
保存
共有
印刷
その他

 医療・介護現場で働く若手職員のうち約3割がパワハラや妊娠に関する「マタハラ」などのハラスメントを受けていたことが11日、日本医療労働組合連合会(東京・台東)の調査で分かった。ハラスメントを受けた職員のうち、半数近くが退職を考えたことがあると回答。医労連は「慢性的な人手不足で職場に余裕がないことが要因。人手不足解消への対策を実施してほしい」と訴えている。

 調査は昨年3~9月に実施。20~30代を中心に、医療機関や介護施設などに務める職員7225人から回答を得た。パワハラ、マタハラ、セクハラなどなんらかのハラスメントを受けたことがあると答えたのは全体の31.5%を占めた。

 具体的には「医師からバカ呼ばわりされた」、「周囲に妊娠を報告すると『タイミングが悪い。もっと的確な時期があっただろう』と言われた」などの事例があった。

 ハラスメントを受けた職員のうち、「退職を考えたことがある」との回答は46.7%に上った。対応として職場の先輩や上司に相談するケースが多いが、「相談していない」との回答が15.5%に上り、相談窓口の明確化や周知徹底が課題となっている実態も浮かび上がった。

保存
共有
印刷
その他


[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報