2018年10月22日(月)

浜松ホトニクス 分子構造分析のイオン化容易に

2018/5/10 22:00
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浜松ホトニクスは10日、創薬などで使う分子構造分析に必要なイオン化処理を容易にする基板を開発したと発表した。従来は約30分かかっていた作業を約3分に短縮できる。11日からサンプル出荷を開始。3年後には年間売上高2億円の事業に育成する考えだ。

酸化アルミニウムの基板に微細な穴が並んでいる

新開発の「DIUTHAME(ジュテーム)」は直径200ナノ(ナノは10億分の1)メートルの穴が並んだ酸化アルミニウムの基板。計測したい生体組織などの試料に基板を載せると、毛細管現象で試料の分子が浮き上がる。レーザー光を照射してイオン化し、そのイオンを計測することで試料の分子構造を分析できる。

創薬などの研究開発で試料の分子構造を分析する場合、レーザーを吸収する性質のある物質を試料に塗る方法が一般的。ただ、塗布後に乾燥して計測できるようになるまで約30分かかる。ジュテームは試料に載せてから約3分で計測できる。

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